2012年3月27日火曜日

アメリカ横断ドライブ旅行2012冬(2)

El Centroを過ぎて、さらに東へと進んでいくと、アリゾナ州境の手前で、突如、真っ白な砂漠が広がってきます。
 ここは、Imperial Sand Dunes Recreation Area。
週末はたくさんのサンドバギーやSUVが砂山を駆け回る、知る人ぞ知るアウトドア天国です。


でも写真では見えませんが、砂山の向こうはメキシコ国境で、有刺鉄線の塀が延々と伸びる殺伐とした場所でもあるんです。




砂漠を横切って、アリゾナ州へ入りました。


サンディエゴから約170マイル、3時間ほど運転を続けてきたので、州境の町ユマで、最初の給油をします。


ユマは小さな町だけれど、どういうわけかサンディエゴでは展開していない、でも、全米各地にある有名レストランチェーンがいくつもあるので、私個人的には、ここでは必ず給油のついでに、食事もしていきます。


Texas Roadhouse(ステーキ)
Golden Corral (バッフェ)
Cracker Barrel Restaurant and Old Country Store (カントリースタイルのアメリカ家庭料理)


などは、どれもフリーウェイ沿いにあってアクセスも便利な、私のお気に入りレストランです。




さて、ユマを出発して、今日の目的地アリゾナ州で3番目に大きい都市ツーソンへ。 




大して変化もなく、面白くもない荒地が一面に広がるエリアを延々と走り続けるので、ときどき遠くの山肌に描かれたHillside letterを見つけるのが、ドライブ中の楽しみだったりします。






途中、ボーダーパトロールの検問所(Inspection Point)が開設されていました。




麻薬にからむマフィアの抗争で近年ますます物騒なメキシコ国境 が近いので、麻薬犬も登場し、一台一台、チェックしています。

ボーダーパトロールの検問所は、日によって開設されている場所が異なります。サンディエゴ-フォートワース間は何度も車で行き来してきましたが、私が検問所で麻薬犬を見かけるのは今回が初めてでした。

検問所では、パスポートやグリーンカードを見せて、何処に何しに行くのかといった簡単な質問に答えるだけです。ときどき、トランクを開けて中を見せるように指示されることもあります。




さらにI-8を進んでいきます。


フリーウェイの両脇にサボテンが現れ始め、気がつけばどこもかしこも立派にそびえるサボテンたち。アリゾナ州に入ったことを実感します。





そしていよいよI-8の東の終点、カサ・グランデ。



ここから先はI-10をテキサス西部まで走り続けます。 








砂漠の中のガソリンスタンド。


Loves、Pilot、Flying Jといった、いわゆるトラックストップと呼ばれる郊外で展開されているガソリンスタンドは、ファストフードやファミレスも併設した、長距離トラックドライバーのオアシスです。なかにはシャワールームや仮眠施設がある店舗もあります。






もうひと山越えると、ツーソンです。




ツーソンでは、比較的新しいHoliday Inn Express Hotel & Suitesが私たちの定宿です。




ロードトリップをする際は、HiltonSheratonMarriott、Holiday Innなど主だったホテルチェーンのポイントメンバーになって、なるべく同じ系列のホテルに泊まるようにすると、ポイントが効率よく貯まって、1泊無料の特典などを早く受けることができます。 


また、事前にAAAに加入しておくと、AAAメンバー向け料金が適用されます。キャンペーン価格期間でもない限り、AAA料金は、大低の場所でいちばんお得です。(60歳以上なら、さらにお得なシニア料金もありますが)


Super 8Econo Lodgeといった、映画に出てくるような安モーテルに泊まることも、アメリカ旅行を楽しむひとつの方法ですが、我が家の場合は子連れだし、車に乗りっぱなしの長旅で疲れた体をリフレッシュするために、きれいなプールやジャグジーに入りたいので、その地域でいちばん新しい(または新装したばかりの)中級ランクのホテルチェーンを選ぶことが多いです。






このランクのホテルは、オムレツやベーコン・ソーセージなどの温かいおかずもあるコンチネンタル朝食付き、客室内に電子レンジも備え付けられており、WiFiも無料で、上級ランクのホテルのように、あれこれと出費がかさむことがなく、近年はベッドや布団・枕の質もよくなって、とても快適です。






自動パンケーキメーカーで作った
ほかほかパンケーキ
結構小さな町でも、最近は上記のようなエコノミー~中級クラスのホテルが新たにオープンされてきているので、無理に運転し続けず、疲れたら気の向いたところでフリーウェイを降りて、その日はそこで泊まるようにすることをお勧めします。特別大きな祝日でもない限り、大概、飛び込みでも部屋は空いています。

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